山本“KID”徳郁さん
神の申し子と言われ格闘技界では超有名な彼はガンで亡くなりました。享年41歳
樹木希林さん
名女優の彼女もまたガンでお亡くなりになりました。享年75歳

お二人のご冥福を心からお祈り申し上げます
今現在2人に1人がガンで亡くなると言われています。
あなたや周りの大切な人がガンになってしまったらどうしますか?
この記事は
- ガンにならない知識が身に付く
- ガンになってしまった場合の知識が身に付く
ガンに関しての知識が身につきます。世間一般の当たり前の知識ではありません。ご興味がありましたらお読みください。
ガン(癌)とは
遺伝子に突然変異が起こり、ガン化を引き起こす遺伝子(ガン遺伝子)の出現することや、がん化を防ぐ重要な遺伝子(がん抑制遺伝子)の働きが失しなわれることが積み重なって、細胞が異常な増殖を始めることにより発生すると考えられています。
Wikipedia
遺伝子異常によって細胞分裂したのもに異常細胞が発生します。この異常細胞が一般的にガンと言われているわけです。
不思議なことに全ての細胞がガン化するわけではないようです。

ガンにならない臓器もあります
ガンにならない臓器
人間の体でガンにならない臓器があります。
それはどの臓器だと思いますか。
- 心臓
- 脾臓
- 小腸
です。

なぜでしょうか
ガン化しない理由
この臓器の共通して言えることは臓器の温度が高いということなのです。

臓器の温度!!!
ここに何か秘密があるのではないかと思いました。
人間は体温を上げることで細菌やウィルスから体を守ろうとします。大抵のものは体温が40度以上になれば死滅するそうです。
人間はガンに感染すると体温があがります。体が頑張っている証拠でもあります。

ここからは少し持論になります
これは仮定の話ですが人間の体温が慢性的に低くて生命の危機にある場合、体はどうすると思いますか?
体は体温を上げるためにどうすると思いますか?
手っ取り早く細胞をガン化させ体温をあげて生命の危機を逃れるのではないかというあくまで私の仮定です。
ガンは人類にとって忌むべき病気だと思います。ですが見方を変えてみるとガンも生命を維持するために必要な存在なのかもしれません。
象のガン発症率は5%
人間は最大で25%もの発症リスクがありますが、ゾウのガン発症率は5%にも満たないようです。
なぜでしょうか
象はガン腫瘍を抑制する遺伝子があるそうです。
それはP53遺伝子というものです。
P53遺伝子
象にはP53遺伝子のコピーが40も発見されました。
このP53遺伝子とは、それぞれの細胞の中でDNA修復や細胞増殖停止する機能を持つ、ガン抑制遺伝子のひとつで、人間にはこのコピーが2つしか存在していません。
さらに、ゾウは損傷したガン化のリスクがある細胞を、早期に死滅させる強靭な機能が体内に備わっており、人間の細胞に比べて、より迅速に細胞死(アポトーシス)を起こしています。
P53遺伝子は刺激に応じて他の遺伝子を働かせることで、DNAの傷の修復に関与したり、細胞の分裂(細胞周期)の調整を行ったりします。傷が修復できないほど深い場合には、アポトーシスを誘導し、異常な細胞の排除を促すという働きも担っています。
もし、このP53遺伝子を活性化できれば

ガンは怖くはならない
と思い調べていましたら、そんな研究はとっくにされていました。
p53の機能の回復を対象とした、がんの治療法には限界がある?昨年のNatureに、p53遺伝子を対象としたがんの治療法について一考を要する論文が掲載されました。今回の論文紹介では、この論文を取り上げさせていただきます。
p53遺伝子に関する研究は、新聞やニュースでもよく取り上げられることがあるため、耳にしたことがあるという方も多いかもしれません。今回は、まずp53遺伝子について知っていただき、その後、取り上げた論文を紹介いたします。
出典元「慶應義塾大学 グローバルCOEプログラム 幹細胞医学のための教育研究拠点」
まとめ
P53遺伝子だけでは完全にガンをなくすことは不可能だったようですが、悪性度の高いガンには十分に効果が期待できたのでこれからの研究に期待したいと思います。