意識を変えるだけで姿勢がよくなる方法

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街のショッピングウィンドウで映る自分の姿を見て

腰が曲がって前屈みになってきた

って感じたことはありますか。

身近な人に姿勢を指摘されて、ご自分の姿勢の悪さに気がつく時もあるかも知れないですね。

なんで猫背になるんだろう??

街行くご高齢の方を見て

いつかは杖をつくようになるのかな??

などと思ったりして不安になったりしますか。

本記事では

世間的が言うほど猫背は悪なのか

について考察しました。

猫背アンケート

統計によると、日本人の約90%が姿勢の悪さを自覚しているようです。

内訳は

  1. 姿勢の悪さを自覚している・・・88.2%
    1. a)猫背・・・57.8%
    2. b)歪んでいる・・・17.4%
    3. c)その他悪い姿勢・・・9.5%
    4. d)反り気味・・・4.8%
  2. 自分は姿勢が綺麗だ・・・4.8%

データを見てもほとんどの方が姿勢の悪さを自覚しています。

当院ではTwitterでアンケートを試みました。

猫背の自覚はない方でも猫背は治しておきたいと思っているようです。

猫背を治す前の必要な知識

姿勢が悪いと、このようなことが考えられます。

  1. 姿勢が悪いと呼吸が浅くなる
  2. 姿勢が悪いと内臓の機能が低下する
  3. 姿勢が悪いと見た目が悪い

見た目も、もちろん大事ですが、呼吸が浅くなることにより、内臓の機能が落ちます。

内臓の機能が低下するということは割と深刻な症状ではないでしょうか。

正しい姿勢ができていないと呼吸が浅くなります。

そして呼吸が浅くなって体の中の酸素量(栄養)が少なくなれば当然に元気が無くなります。

呼吸の重要性

▲肺は酸素を細胞に供給します▲
サトシ
サトシ

肺って結構大きんです

上は鎖骨の方まであって、下は肋骨の下まで横隔膜まであります。

サトシ
サトシ

この臓器を十分に使ってあげましょう

なぜ正しい呼吸ができていないのか

呼吸の種類として世間で浸透している呼び名が

胸式呼吸腹式呼吸です。それでは実際には、

どちらの呼吸法がいいのでしょうか

メディアなどでも腹式呼吸の方が体にいい影響を与えているように言っているようですが、この呼吸法についてどちらでも構いません。

ただし大事なことがあります。

間違ってはいけない知識は腹式呼吸でお腹を膨らまして空気をいれたとしても、横隔膜を下げて肺に空気を送り込んでいるという事です。

空気は肺にしか送られません

すなわち、胸式呼吸と腹式呼吸に分けなくっていいって事です。

サトシ
サトシ

胸式呼吸と腹式呼吸を一緒にやりましょう

肺が肋骨の間を隙間なく埋めているイメージを描きながら横隔膜が内臓を押し下げると、たくさんの酸素を体内に取り込めるようになります。

呼吸するポイント

呼気(吐く息)を意識して見てください。人間の構造上、息を吐き切った後には吸気(吸う息)しかないのでので、吸うを意識するより吐くを意識した方が息を吸うことができます。

水泳の息継ぎも吸おうとしないで肺の中にある酸素を出し切るとより肺に酸素を取り込むことができるでしょう。

深い呼吸できるようになったなら、体の末端まで血液が回ってあなたの冷え性も改善するかもしれませんね。

巻き肩と呼吸の関係

▲上腕骨が内旋すると▲

一般的にいう巻き肩はご存知でしょうか。ご存知ない方のために簡単に説明しますと、

肩に近い腕の骨(上腕骨)が内側に捻られてしまい(内旋)バストを寄せた姿勢をとってしまうことです。

では、なぜこの巻き肩になってしまうのでしょうか

巻き肩の原因

日常的に使っている、この手が巻き肩の原因です。

掃除機をかけるとき

ドアを開けるとき

スマホを操作するとき

何をするときにも手は酷使しています。

▲日々、酷使しています▲

何かをするとき、必ず手は使うのではないでしょうか?

ですが、普段は手を使うってことにあまり意識をしませんよね。

慢性的に悩んでいる肩こりや腰の痛み、膝の痛みや、足の外反母趾の痛みの原因が手の使い方によるものでしたらどうしますか。

こんなに私には長年のツライ悩みがあるなんて嘆かないでください。

サトシ
サトシ

解決策があります

手の使い方の意識を変えるフロー

  • 体の使い方が理解して手の使い方の意識を変える。
  • 手の使い方の意識が変わると体にかかる負担が減る。
  • 体の負担が減れば、楽になる。
  • 体が楽になれば、いつもより楽しくなります。

意識だけでいつもより楽に生活ができることでしょう。

巻き肩になる動作を知る

一連の動作ですが、はいろいろな動きをしています。

それではドアを開けるまでの一連の動作をひとつづつ解説していきます。

▲ドアノブを捻る動作▲
ドアノブを回す一連の動作
  • 握る
    ドアノブに親指以外の4本の指を添え親指を近づけるように握りこみます
  • 捻る
    ドアノブを回転させるために、肘を曲げ捻ります
  • 押す
    扉を開くために肘を伸ばし、扉を開きます
  • 握る
    動作は、小指に親指が近づく動きなので、手首にある細かい骨(手根骨)が寄ります。崩れている方の手の平は手首側が細く、指側が広くなっているのがわかります
  • 捻る
    動作は、たいてい肘を曲げて手首を返します

その時に手首側の腕(前腕)が捻られます。

捻られるとその上の骨(上腕)が連動しているので、捻られます(内旋)

日々の反復動作で腕が内側に内側に入っていきます。

このような動作を1日に何回もしているわけなので

サトシ
サトシ

ついには巻き肩の完成です

まとめ

手の使い方の日々の蓄積で姿勢に影響を与えていました。

それを意識することによって姿勢の改善は十分できます。

姿勢と意識と呼吸を大事にして、これからの生活にお役だてくださいね。

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