子孫繁栄のためにアポクリン腺は重要である調べ


アポクリン腺をご存知でしょうか?

聞いたことはないけど、誰もが嗅いだことはあるんではないのでしょうか?。

人には、汗腺という汗を出す、アポクリン腺エクリン腺という2種類の汗を分泌する汗腺があります。

この2つの汗腺の説明の前に

ヒトはなぜ汗をかくのでしょうか?

ご存知ない方のためにご説明いたします。

 

 

汗とは

汗は血液からできています。

血液の中の水分を汗腺を使って外部に出すってことです。

大事な血中の水分をなぜ放出するのか?

 

人間は恒温動物です。

体温の管理をしなくてはなりません。だいたい35~37℃の体温を維持しています。

生きてく上で、常にその体温を保つ必要があります。

外気温が低くなり体温が下がってくると、ミトコンドリアがエネルギーを産生して体温を上げる方向にシフトします。

その反対に外気温が高くなると、どんどん上昇する体温を放射、伝道対流、蒸発の仕組みを使って下げます。

このうち、蒸発、つまり水分が蒸発する際に周りの熱を奪う「気化熱」の作用を利用して体温を下げているのが汗なのです。

 

汗は体温が上がった場合の時に出るとは限りません。

ではどんな時に汗をかくの?

 

▶︎
温熱性発汗

気温が上がった時や運動したり食事をとったりして体温が上がった時に、体温を下げる目的で生理現象としておこる汗を温熱性発汗と呼びます。

この汗は体全体からかきます。
温熱性発汗を指令している中枢は脳の視床下部というところにあります。

▶︎
味覚性発汗

辛いもの、酸味のあるもの、肉類を食べた時にかく汗のことを味覚性発汗と呼びます。
顔面を中心に一気に発汗するのが特徴です。
頭頂部の温度を下げて脳を保護しているという説があります。

▶︎
精神性発汗

緊張したりドキドキした時、興奮した時、痛みを感じた時などにサッとかく汗を精神性発汗といいます。
この汗は主に顔、手のひら、ワキの下、足の裏にかき、通称「あぶら汗」や「冷や汗」と呼ばれます。

ではその汗はどこから出るの


エクリン腺

エクリン腺は主に体温調節のために汗を出す腺で、運動をしたり辛い物を食べたりしたときにかく汗のほか、緊張したときにかく汗もエクリン腺によるものです。泌される汗は99%が水分で、その他は塩分、ミネラルや尿素、アンモニアなどです。このため水のように透明で、汗の気になるニオイはほとんどありません。エクリン腺は全身に分布しているのですが、手の平や足の裏に多く集まっています。


アポクリン腺

ワキの下や陰部、耳の中など特定の部分のみに分布する汗腺で、エクリン腺から分泌される汗に比べて脂質やタンパク質を多く含んでおり、皮膚常在菌によってこれらの成分が分解されると独得のニオイを発します。このため野生動物では個体間を結び付けるフェロモンとして働きますが、人間の場合だと、わきがのニオイとして扱われます。アポクリン腺の数には個人差があり、黄色人種に比べて白人や黒人ではアポクリン腺が多い傾向にあります。また、日本人でもわきが体質と言われる人はアポクリン腺の大きさが比較的大きく、数も多いことが知られています。緊張や興奮することで分泌される脂汗には、アポクリン腺に由来する汗が多く含まれています。

 

アポクリン腺の存在意義

アポクリン腺は、ワキの下、生殖器周辺、肛門周辺などに特に多く、乳首、まぶた、唇周辺にも多くみられます。このアポクリン腺からは、特殊なニオイの原因物質が分泌され、それがワキガやスソワキガの主要な原因となります。肉眼でも十分に確認できるくらいに大きいので、別名大汗腺ともいい、体毛の出口に開口しています。今まで知られている成分としては、アポクリン腺の汗には、各種のタンパク質、脂質、糖質、ピルビン酸、鉄分、色素リポフスチン、各種ステロイド、アンモニアなど様々な物質が含まれています。この
様々な物質が異性を魅きつけるフェロモンのような役割
をしていたと思われます。

しかし今では、性的信号としてのニオイの存在は、バストや口唇、さらには全身のプロポーション、顔立ちなどといった視覚に訴えるものに取って代わられてしまったのです。それに伴って、アポクリン腺はさらに退化し、今ではワキの下や外耳道などに、わずかに残存するのみとなってしまったのです。

▼まとめ▼

ニオイが性的興奮を起こす主役から退くとともに、人間の嗅覚自体も退化していってしまいました。このように、大古の人類にとってアポクリン腺からのニオイは性的にたいへん刺激的であり、子孫を残し、生存を続ける上で重要な意味をもっていました。しかし、社会的・文化的背景もあって、今日ではそのニオイそのものが悪臭として悪物扱いされてしまっているわけです。

 

あなたが真の健康と言う概念を持ち、心も体も共に健康であり続けられるように私はこれからもあなたに価値を提供いたします