酸化ストレスと老化の関係

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[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”よたすけ”]活性酸素って聞いた事ありますか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”あなた”]老化の原因になるものでしょ?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”よたすけ”]その通りですが、働きは「悪」ばかりではないのです[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”2.jpg” name=”あなた”]どういった働きがあるのですか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”fb” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”よたすけ”]これからご説明しますね[/speech_bubble]

 

過去の記事でミトコンドリアの重要性はご理解いただけたと思います
まだお読みで無い方は下のバックナンバーをご覧ください
【バックナンバー】老化廊下を走るな!〜ミトコンドリアの感情〜

 


ミトコンドリアは活性酸素を出すことは紛れもない事実です


活性酸素は体を酸化させ老化させることも紛れもない事実です

 

が、考えてみてください。

 

人間の体って万能で優秀です。

意味のないことはありません。

活性酸素が「」ではなく「」であると

仮定して、今回はお伝えしていきます。

 

活性酸素とミトコンドリアの関係

 

活性酸素が発生するメカニズム

 

ミトコンドリア(過去ブログ参照)は細胞内に存在する器官で、人間が生きるためのエネルギーを作り出すエンジンのような役割を果たします。

エネルギーの材料は食事から得られる栄養(糖)と呼吸によって取り込まれた酸素です。

この2つを元にエネルギーが作られますが、エンジンを動かすためのエネルギーを燃やせば動力と排気ガスが生まれます。

その排気ガスが「活性酸素」なのです。

 

ミトコンドリアは生体内の
約95%の酸素を消費
し、そのうち1〜3%が活性酸素に変換されます。

 

▶︎活性酸素のメリット

私達の血液や体液の中には、からだに侵入してきた細菌やカビ、ウィルスなどを退治する白血球やリンパ球といった免疫がいます。私達がそこら中にいる菌を空気といっしょに吸い込んでも病気にならないのは、これらの免疫が菌を捕らえ殺しているからです。その免疫が武器として用いるのが、何を隠そうこの「活性酸素」なのです。

白血球は病原菌を捕らえると、活性酸素を吹きかけ、その強力な酸化力で病原菌の細胞を酸化し、溶かしてしまいます。そして、病原菌が多量に侵入してくると、白血球もどんどん増員されます。
けがの後、傷口にたまる膿は、この白血球が病原菌と戦った残骸です。

 

▶︎活性酸素のデメリット

正常な細胞も攻撃してしまう性質が、活性酸素が体にとってデメリットがあるといわれる理由になります。実際、活性酸素が増えすぎると、細胞の劣化が激しくなり、老化やガン、生活習慣病の原因になるといわれています。

しかし、体には活性酸素から細胞を守る仕組みが備わっており、活性酸素を無害化する酵素があります。また、活性酸素に攻撃された細胞は 活性酸素によって細胞が攻撃されると、細胞膜の脂質が酸化し、細胞で行われる「栄養と老廃物の出し入れ」が、スムーズに行えなくなります。

また、細胞の核が損傷すると細胞が死滅したり、LDLコレステロールが酸化されると血管の老化を促進します

例:血液中にLDL(悪玉コレステロール)が増加する▶︎活性酸素と結びついて『酸化LDL』になる▶︎酸化LDLが血管壁に入り込むと白血球の一種マクロファージが取り込み「泡抹細胞」を作る▶︎泡沫細胞が血管壁に次々とでき、血管の通り道を塞ぐ▶︎動脈硬化の原因となる

 

このように活性酸素は細胞を傷つけたり死滅させることによって、老化を促進するということが分かっています。

活性酸素は、体にとってはメリットもデメリットもある物質であり、適度な量であれば体を守るために有効であるとされています。

しかし、活性酸素が多くなりすぎると、活性酸素を無害化する酵素の働き(スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)・カタラーゼ)が弱くなり、細胞の修復が間に合わずに、細胞の劣化が進みます。

そのため、活性酸素は体内に増えすぎることが、問題となるのです。

活性酸素が増える要因

 

  1. タバコ:タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。血液中に入ると、動脈硬化の原因となる酸化LDLをつくる原因ともなります。
  2. アルコール:肝臓がアルコールを分解するときにも、活性酸素が発生します。飲む量の多い人、アルコールに弱い人は、とくに注意が必要です。
  3. 激しい運動:激しい運動(無酸素運動)をすると呼吸量が急増し、活性酸素の発生を促します。反対にウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高め、体の酸化を抑えます。
  4. ストレス:ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素が発生します。これを繰り返すことで、酸化が促進されます。
  5. 紫外線:紫外線に当たると、皮膚細胞でも活性酸素が生成され、シミやシワの原因となります。男性でも外出時は帽子をかぶる、日光に長時間当たらないなどの紫外線対策が必要です。

 

 

▼まとめ▼

活性酸素は、日常生活を送っているだけで勝手に発生するものであり、活性酸素が少なすぎることは基本的にありません

生活習慣の悪さで、活性酸素が多くなりすぎて、老化が進むことが多いので、活性酸素は除去する必要性があります。


活性酸素が体の中で、適度な量に保たれるように、生活習慣を見直してみませんか。

 


あなたが真の健康と言う概念を持ち、心も体も共に健康であり続けられるように私はこれからもあなたに価値を提供いたします

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