尿酸は人類の進化の証明!?~活性酸素からあなたをお守りいたします~


にょうさんの話が続きます。

バックナンバー:尿酸はあなたの老化から守ってくれるヒーローです

 


「尿酸」はヒトを含む霊長類鳥類と一部の爬虫類のみに存在します。

 

これが何を意味すると思いますか

 

尿酸がないと長生きができないのです。

 

 

尿酸には抗酸化作用があり「活性酸素」から受けるダメージを防いで

老化や血管や脳などの神経細胞が傷ついたりするところから守ります。

 

尿酸の強い抗酸化作用で知られる

アスコルビン酸(ビタミンC)より

強力だと言われています。

 

人間の尿酸値の濃度は他の哺乳類に比べて正常でも

高い数値を保持していますがそのことが人間の方は

寿命が長い原因と考えられています。

 

アルツハイマーやパーキンソン病の人の

尿酸値が低いこともわかっています。

 

活性酸素は、しばしば悪者扱いされますが身体にとって必要な場合もあります。

 

 

例えば、

私たちの身体にバクテリアが侵入した場合、生体防御の第一線で

働く白血球は活性酸素を産生・放出してこれを殺そうとします。

この機能が損なわれるとひどい感染症を起こすことになります。

 

リンパ球の一種ナチュラルキラー(NK)細胞が、

がん細胞を殺す場合も活性酸素を使っています。

 

また、

生体内には、情報伝達、遺伝子発現の調節やプロスタグランジンの

合成などのように活性酸素が関わる重要な反応も起こっています。

 

活性酸素は老化や多くの生活習慣病にかかわっているとされます。

 

▼生体内で発生した活性酸素との関連性と考えられる疾病▼

動脈硬化、心筋梗塞、がんの ほかにも、パーキンソン病、

アルツハイマー病、多発性硬化症、白内障、気管支喘息、

潰瘍性大腸炎、糖尿病、自己免疫疾患など

 


酸素を使って生きていく以上、活性酸素が生成してしまうのは宿命的
なものになります。

 

ですが生体には『活性酸素を消去する機能』が備わっています。

そのひとつが「活性酸素を消去する酵素」で、

スーパーオキシドを消去する酵素』と

過酸化水素を消去する酵素』があります。

 

尿酸を排泄する力は「尿酸トランスポーター」という

タンパク質の働きによって遺伝的に決まっています。

 

遺伝子を変えることはできず、このタンパク質の働きを変えることは不可能なため、

若年時から尿酸値の高い人や痛風を発症してしまった人では、尿酸値を上げないように

生活習慣に気をつけることが必要になります。

 

他には、

無酸素運動のような激しい運動は、尿酸値が高い方にはお勧めではありません。

その理由は以下の通りです。

 

新陳代謝が高まりプリン体が多く作られてしまい、尿酸値を上げてしまう

発汗量が多くなり水分不足になりやすく、尿酸値が上がりやすい

全てはバランスよく、運動も食事も睡眠もとるようにしたいですね